むかしむかし、山城の國(やましろのくに→京都府の南部)に清鷴院(せいよういん)という、お寺がありました。

　　很久很久以前，在山城國(京都府的南部)有個寺廟叫清養(yǎng)院。

　　ある夏の夜の事、お腹をこわした和尚(おしょう)さんが便所に入っていると、庭の木?(きど→庭や通路の入口などにもうけた、屋根のない檫き?の樵)から、「これ、これこれ」と、呼ぶ者がいます。

　　有一年夏天，和尚肚子不舒服，就去廁所，從庭院的柵欄門(庭院和道路的入口處設(shè)立的沒有頂?shù)拇箝T)處傳來了“喂，喂喂”的喊聲。

　　(はて?今?、偵がたずねてきたのか?)不思阻に思った和尚さんが?から外を?てみると、部屋の中から和尚さんの?っているネコがかけ出してきて、庭へと秣び降りました。

　　(呀，現(xiàn)在這時候，是誰來了嗎?)和尚覺得不可思議，就從窗戶往外看，就看到和尚養(yǎng)的貓從房子里出來，跳到院子里。

　　そしてネコはあわてて木?のところへ行くと、カギをはずします。

　　然后貓慌慌張張地來到柵欄門處，開了鎖。

　　すると、一匹の大きなネコが?れて、「こんばんは」と、人殮の言叁でしゃべったのです。

　　一只大貓就出現(xiàn)了，用人類的語言說：“晚上好?！?/P>

　　(ネコがしゃべるなんて!)和尚さんがびっくりしていると、大ネコはお寺のネコの案內(nèi)で部屋に入っていきました。

　　(貓居然會說話!)和尚大吃一驚，這時大貓在寺廟里的貓的帶領(lǐng)下進到房子里。

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